『ノートについて考える その2(全3回)』
ノートには、3つの役割があるのを知っていますか?
メモは【memorandumの略】。
では、ノートとの違いは何でしょうか?
英語での意味は、微妙に違いがあるようですが、ほとんど同じ意味に使われているように思います。
メモもノートも記録するもの、“備忘録”と思っていますよね。
前回も書きましたが、私もノートやメモについて深く考えたことはありません。
ノートには3つの役割があるのです。
【勉強ノート〜“覚える”〜】
・会議や打ち合わせ、講演、出来事などを記録して忘れないようにする。
・覚えるために記録する。
・記憶して理解、知識として定着する。
【仕事ノート〜考える〜】
・物事の本質を見極め、問題点を探して書く。
・解決策や結論を引き出すために書く。
【プレゼンノート〜伝える〜】
・集めた情報から必要な情報を整理して示す。
・解決策や企画をプレゼンする。
ついノートを単に「記録」で終わらせていませんか?
この「覚える」「考える」「伝える」を意識するだけで会議の進め方などが劇的に変わります。
3回目は、具体的なツールをお知らせします。
【高橋政史著「頭がいい人はなぜ方眼ノートを使うのか」かんき出版】より